KANAME             1998年夏号6月20日発行

ここに立つと瀬上林右衛門と細工人の情熱を感じます
土のにおいや、炎の色が鮮やかに見えてきます
赤褐色の力強い姿はわたしの心を揺さぶります

小岱焼(瀬上窯跡)
江戸後期、産業振興を図る肥後半の政策に沿って、当時の南関手永御山支配役瀬上林右衛門が
自ら窯元となった殖産窯。平成元年の発掘調査で陶土の水漉し場の跡や、ろくろ場の跡が見つかり
窯本体のみならず付属する工房の跡まではっきり確認できるのは全国的にも例をみない、唯一の
生産遺跡であり近世窯業史上きわめて重要な文化財だ。


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