KANAME             1998年冬号12月1日発行

橋の中央に立ち止まり、欄干に手をそっとけば、
石工たちの高度な技術と想いが体の芯まで伝わります
風雨に耐え、年を重ねた今も、当時の風格が鮮やかによみがえります

岩本眼鏡橋(荒尾市上井手字岩本
岩本橋は関川に架けられた石造りのアーチ橋である
この場所は江戸時代、三池往還の肥後と筑後の藩境にあたり藩の関所が
置かれた交通の要衛であった
架橋は明治4年頃で八代郡東陽村の石工、橋本勘五郎が責任者であったと伝えられている
この場所は川幅が広く岸も低いので橋の高さが高くなりすぎないよう
1つではなく2つのアーチで設計され、橋を守る工夫もなされており
当時の苦労がうかがえる


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