あ           1996年冬

がんばふぐ

有明の海に海苔竹が立ち始める頃になるとお魚屋にがんばふぐが入荷します。 姿はふぐの王様とらふぐと同じ、型はやや小ぶり(約15cm)がんばふぐが有 明で育って外海にでてとらふぐになるという説も。 薄造りにして、ポン酢で、 食するのが一般的ですが、以前は、ぶつ切りにしてさっと湯通しして、酢味噌で 食すというのがふつうだったようです


たいらぎ貝(平貝

12月より有明海のたいらぎ漁が始まります荒尾と大牟田の県境、四ッ山市場 にはこの頃になるとたいらぎを売る露天がならびますおばさんが殻から器用に貝 柱をむいてくれます傍らに積み上げられた殻は四ッ山の冬の風物詩です貝柱はお 刺身や串に刺してこしょうをきかせて塩焼きに、わた(ひも)は酢の物や、唐揚 げ、みそ汁にして、食します。冬を代表する美味です。

ふるさと歳時記 特撰美味 ありあけの旬夏 戻る


このホームページへのご意見、お問い合わせはsisimaru@msn.comまで。
かなめ今村食品工業株式会社
福岡県大牟田市三川町5ー15
TEL0944-53-6334/FAX0944-53-6399